背表紙の安心 [絵本のこと]
ついに 電子書籍が当たり前のような時代が やってきた
指先ひとつで 「本」が手元に買える時代
ちゃんと「本」らしく ページがめくれるよ! と主張している「電子書籍」
でも。
と こころから思うところがあって ひとこと書いておこうと思うのです。
私の本棚の90%は 絵本。 5%が児童書。
のこりの5%も絵本にまつわる写真集or参考図書。
それらのすべてが
いつも 背表紙で
私に無言の声掛けをしてくれている
いそがしい日常に あたまがいっぱいな トキ
ホッとひといき つきたくなった トキ
本の背表紙をただ眺めるだけで
それらの本の世界や 登場人物のことばが
一瞬のうちに 私のこころの中を満たしてくれる
あぁ この本に癒されたな~ こっちの本には勇気をもらったな~
1ページも開くことなく
何冊もの記憶が背表紙だけで
わきあがってくる
これが電子書籍だったら・・・?
確かに場所はとらないだろうけれど
代わりにいつも本とともに暮らすことは できないだろう
そう思うにつけ
背表紙から安心をもらっている「書籍」に 私は深く感謝
♥
どうか この「書籍文化」がなくなりませんように
2010-12-23 10:39
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コメント(3)
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こどもと絵本がだいすきなまあさんです どうぞ よろしく
絵本とこどもが好きなまあさんのブログです。お出かけした時のこと、気になることばについても書いています。不定期更新ですが どうぞお付き合いください。
すごーくわかる!・・・ような気がする^^;
確かに、電子書籍は場所も取らないし、持ち運びにも、
分厚い本に比べたら便利ですよね。
でも、新しい本ならインクの匂いとか、次のページを楽しみに、
すぐにめくれるように指にはさむ紙の感覚とか・・・
それは電子書籍では感じることのできない、
『本』ならではの感覚ですよね。
本当に好きな本は、やはり『本』で持っておきたいと思っています。
by mariotto (2010-12-23 11:45)
子どもの頃から絵本と共に育った訳ではなく、
娘に絵本を読む様になってから 絵本が大好きになりました。
娘はもう私よりずっと背も高くなりましたが、
1歳のお誕生日から1ヶ月に1冊のペースで増えていった
絵本は今でも娘の参考書や問題集のすぐ隣に並んでいます。
娘のベッドの上に出ている絵本を見て、
「今はこんな気分なのかな~」とか、
思いながら片付けています。 自分で片付けてよ~
絵本それぞれの大きさや厚みや紙の質や色合いや
手触り…その全てがそろわないと、中のお話が
動き出さない様な気がします。
ねっ! まあさん!!
時間がかかったり、不便だったり、
結果がすぐに出なかったり…そんな物達がなぜか
気になり、大好きなのよ~
これからも、いろんな絵本教えて下さいね☆
by takakuma (2010-12-27 23:15)
ほんまやなぁ・・・・・同感。
それに、アノ、紙の匂いっていうのかな。
独特の匂いってあるやん。 やっぱり紙でなきゃあかんな。
真新しい本を開く時のあの質感と匂い。
それが何度と繰り返し読むたびに、紙がよれてくたびれて、手になじむようになってくる。
印刷の匂い・・・・。
なんだか、便利ってちょっと淋しいよね。
まあさん、改めまして、、、
あけましておめでとうございます!!
今年もよろしくね。
クルルから引っ越し組さんがだんだんとブログから姿を消して、淋しくなってきてます。
お互い、不定期ブログだけど(笑)ぼちぼち、好きなこと書いていこうね!
by 理恵さん (2011-01-05 18:43)